「プロの技とは?」 [NLP]

先週、金曜日の夜に
素敵な音楽を堪能してきました。

日本のカントリーミュージックの世界では
「生きているうちに、一度は聞いておくべき人」

(この生きているうちに、と言うフレーズですが、
 自分がまだ、生きているうちに?  なのか?
 相手がまだ、生きているうちに? なのか?が
 よくわからないのですが・・・?)

と言われている、レジェンド、
な人のライブ演奏です。

通常は、30名も入れば満員!!!
そんなお店に、何と50名ほどです!!!

袖触れ合う、どころか、
肩、ひじ、ひざまで触れ合う
超過密の満員御礼!!!!

皆さん、生きているうちに???
(どっちが先か・・?)

まあ、それほどの、レジェンドな人です。

バックバンドは
福岡在住のミュージシャンが
集まっています。

私の後輩、M君が
バンマス(責任者)として
仲間を集めました。

開演前に、その後輩M君と話をしました。

「今日の調子、リハーサルはどうだった?」

「2時間ほど、打ち合わせと、リハーサルを
 しましたが、
いやあ~、初めての曲が結構ありましたよ。
まあ、どうにかなるでしょう」

さあ、そうして話をしている間に
いよいよ演奏のスタートです。

ワン・ツウー。
カウントが始まり
イントロの音が鳴り始めます。

ワオ・ワオ・ワオ!!!!

背筋がゾーン。
その瞬間から
もう、異次元空間です。

そして、レジェンドが歌い始める。

言葉も出ません。
いや、言葉も有りません。

そこにはプロの集団がいました!!!

何が、私をそこまでも
感動させたのか。

演奏技術はもちろんのことです。
これは基本中の基本です。
だから、話から外します。

私が感動したのは・・・・。

「思いやり」です。

一曲一曲を
歌い手の邪魔にならないように

心を込めて
そっとサポートしている。

自分が、今やるべきことを
しっかりと自覚している。

ドラムス。
テンポをシンプルに
しっかりとキープ。

ベースギター。
ベース(基本)になる音を
控えめな音量で心地よく。

ピアノ。
ギター。
バイオリン。
スティール・ギター。

それぞれの楽器が
このバンド全体の中で、

今、演奏している
この一曲の中で、

自分のステート、
自分のあるべき状態を
はっきりと自覚している。

そういった、バックバンドメンバーに
支えられて、実に気持ちよさそうに
歌っている、レジェンド!!!!

歌の合間でのおしゃべりも、

「わざわざ聴きに来てくださった
お客さんへの感謝の言葉を
何度も何度も・・・」

真に、
「ああ、プロの集団」
そう思いました。

演奏技術が上手い、下手。
歌が上手い、下手。

それも必要でしょう。
それよりも、もっと必要なもの。

それは
「心」ではないでしょうか。

思いやり。
感謝。

それが
聴く人に
「感動」を与える!!!

「まさに、プロの技」

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